ページタイトル画像 ページタイトル画像

FLOW

セミオーダーの流れ

セミオーダーの流れ

CUT SCISSORS

カットシザー

1.刃線を選ぶ

刃線とは、刃元から刃先までのエッジラインを指します。その様々な刃線を求めるスタイルと使う場面によって、マッチさせる必要があります。

例えば真っ直ぐに切ること、逃がしながら切ることや、ドライかウェットなのかで、自ずと目的に合った刃線が決まります。また、刃線によってハサミの全体的なシルエットが自動的に決まりますから、プロのアドバイスを受けることをお勧めします。

2.刃形を選ぶ

刃形には「蛤(はまぐり)刃」「入山(いりやま)刃」「剣(けん)刃」があります。違いは刃角度と重量バランスです。

刃形の違いによる大きな優劣はありませんが、各々に特徴のある切れ方をしますから、まずは実際に持ってみて、出来れば試し切りをしてから自分の好みに合ったものを選びましょう。

3.インチを選ぶ

サイズは手の大きさによって選ぶ場合と、指の長さなどに関係なく用途で選ぶ場合があります。作業効率や操作性の優劣がヒントになります。

例えばスタイルベース、ベーシックスタイルに使う場合では、5.5、6.0インチが人気で、ドライカットでは5.5インチ、刈り上げでは6.5、7.0インチ、細やかな仕上げの時には4.5、5.0インチが選ばれています。

4.刃渡りを意識する

刃渡りとは、刃の幅を指します。

例えば6.0インチサイズのモデルにおいても、様々な「刃渡り」があります。幅が広くなるとパワーが増しますし、一方で、細くなると狙ったポイントを捉えやすくなります。技術・操作性・切る強さに合わせて刃のデザイン(刃渡り)を意識することで必要なハサミに近づきます。

5.ハンドルを選ぶ

ハンドル選びは、まず持った瞬間のフィット感が大切になります。

ハンドル形状の違いによって、ハサミの安定感と可動範囲に影響があるため、慎重に選びますが、すべての要求に対応する形はありません。技術者の相性と使いこなしで馴染んでいきます。

6.鋼材を選ぶ

いかに製錬技術が発達しても、素材を陵駕することはできません。逆に言えば、良いハサミには必ず良い鋼材を用いております。

自分のハサミに対して、刃の鋭さ・切れの保ち・刃の耐久性を求めるのは自然の感覚です。数ある鋼材の中から当社では「VG10鋼」と「スーパーゴールド」を準備しております。お客様のご希望に合わせて選択できます。

特に「スーパーゴールド」は、粉末冶金法によって均一微細な組織で造られた超高級刃物鋼であり、すべての面において高い優位性があります。

7.オプション加工

オプション加工によってより使いやすく細かい部分の加工ができます。カットイメージに合わせてインチの微調整や刃幅の調整、手の形に合わせてハンドル部分の加工が可能です。

カラーコーティングやスワロフスキーネジ、ネーム刻印などによって、自分らしくカスタムすることも可能です。

THINNING SCISSORS

カットシザー

1.カット率を選ぶ

カット率は、5%~70%まで、ほんの僅かな微調整用から粗刈り用途にまで幅広く準備しております。特に20%~37.5%の範囲は細かな設定がありますから、ご希望のカット率を必ず見つけることができます。

2.ヘッド形状・目数を選ぶ

セニングに求めることは、カット率だけではありません。切り口が柔らかくラインが出ないように切りたい、しっかりと毛量をとりたい、抜けを重視したいなど、カット率とは別の機能が備わります。

例えば25%カット率においては、3種類のヘッドから選ぶことができ、そのヘッドの種類によって束感を造る、スタイルの膨らみを抑えるなど、目的により選びます。

3.ハンドルを選ぶ

技術・手の大きさ・指の太さに合わせてハンドルを選びます。

セニングシザーは、カットシザーと違い色々な向きで使用する場合や逆刃で使用することもあります。逆刃でも使用することがある場合は、メガネタイプのハンドルが多く、刈り上げのぼかしで使用する場合は、カットシザーと同じようにしっかり固定できるタイプが選ばれています。

4.鋼材を選ぶ

いかに製錬技術が発達しても、素材を陵駕することはできません。逆に言えば、良いハサミには必ず良い鋼材を用いております。

自分のハサミに対して、刃の鋭さ・切れの保ち・刃の耐久性を求めるのは自然の感覚です。数ある鋼材の中から当社では「VG10鋼」と「スーパーゴールド」を準備しております。お客様のご希望に合わせて選択できます。

特に「スーパーゴールド」は、粉末冶金法によって均一微細な組織で造られた超高級刃物鋼であり、すべての面において高い優位性があります。

5.オプション加工

オプション加工によってより使いやすく細かい部分の加工ができます。カットイメージに合わせてインチの微調整や刃幅の調整、手の形に合わせてハンドル部分の加工が可能です。

カラーコーティングやスワロフスキーネジ、ネーム刻印などによって、自分らしくカスタムすることも可能です。