ハサミの構造

Home  /  ハサミの構造

ハサミの構造

鋏の基本的な動き

鋏を実際に使用する動作では、

2つの刃を開いた状態にして、

髪を挟み込んでから閉じるという動作になります。
このように髪が切断される場所は、2つの刃が交差する点で起こります。

これを「交点」と言います。

鋏は開閉して使用しますので、「交点」は刃元から刃先へと移動する事がわかります。

交点圧の効果

その状態において髪を効率よく切断するために、

「交点」の圧力を高めることが考えられます。

その理由は、交点圧力が上昇することで髪への刃の食い込みを強くすることが出来るからです。
そのためには、2つの刃を僅かに湾曲させ(ソリ)お互いに「弓なり」に向かい合うように留め付け、

それをネジで締結し(留めつける)更に「締め付ける」ことで成立させています。

これにより、刃の「交点」によりおおきな圧力がかかることとなり、

髪への刃の食い込みを強くし、効率よく切断できるわけです。

交点圧力の方法

交点に圧力を加える要素は大きく2つあります。

1つはネジです上記でも説明した通り、

単純にネジを強く締め付けて行くほど交点圧力は上昇します。

この交点圧力が上昇することで髪への刃の食い込みを強くできるわけです。
もう1つは人偽的な要素で、「こじり」です。

切れない鋏で無理に切ろうとするとき、親指で指穴を押し付け、

刃同士が強く擦れるようにする事がそれにあたります。
しかし、「こじる」という動作を前提とした考え方は、

鋏自体の力学的性能とは別の要素であるため、

この動作が無い状態を前提に考えるべきでしょう。

てこの原理の利用について

それでは、「こじる」という人偽的な要素を除いて考えた場合の状態で、

一般的な「てこの原理」で定義されている支点、力点、作用点部分は、

鋏のどの部分に相当するのでしょうか?

支点

まず、支点は鋏専門用語で言われる、「触点」と言う部分となります。
鋏の性能を考える時、この「触点」が重要部分であるといわれているのは、

実際に鋏で髪を切断しようとする時に、

切断されようとしている髪が2つの刃と刃の間に入り込み、

その刃と刃を押し広ようとする力が発生します。
その「押し広げられよう」とする力を支える部分が触点(支点)であり、

その触点面が不安定では安定的な切れは実現されません。

力点

それでは、力点は鋏のどの部分に相当するのでしょうか?

それはネジ圧そのものと言えます。
つまり、「弓なりに反った板状のもの」をお互いに向き合うようにネジで留めつけてあるわけですから、

そのネジを締め付ける事自体が力点の役割を果たしています。

その力が板状のものが互いに反発しようとする力に変換され、

その圧力が交点に発生して効率の良い切れを実現するわけです。

作用点

作用点はどうでしょうか?
それは、「刃の交点」ということになります。

つまり、髪の切断という目的を果たす部分ということになります。

切れるという現象

髪が切れる要素は「刃の鋭さと硬さ」と
「刃を押し込む強さ」に分けられます。

髪への食い込みは、刃が鋭く、硬いほど効率がよいと
考えられますが、ハサミは刃が重なり合っている関係から、
開閉という動きの中で鋭い刃である「角」の部分が
摩擦することによって磨耗がおこり、
「角」の鋭さが減少します。
これは交点に圧力がかかっているからです。
ここで理解されるべきことは、新品の時に
どれだけ鋭い刃を付けたとしても、
使用するに従って刃は磨耗し、
鋭さは減少するということです。

従って、新品の時に鋭い刃を付けて
出荷することよりも、やがて磨耗する刃を
効率よく髪に押し込む力を実現することの方が
重要だということがわかります。

それでは刃を押し込む強さとはどのような要素でしょうか。
髪を切るという現象は、ハサミを閉じる力によって髪を
切断しているように見えますが、実はそれだけではなく、
「ネジの圧力」と「刃の強靭さ」による「力」も働いています。

シザーズジャパンではこの2点に注目し、
スラストベアリングを装着することでネジを
強く締め付けることとその周辺の構造に
工夫を凝らすことで交点圧を高めることに成功しました。

さらに、「刃の強靭さ」については、シザーズジャパン独自の
「LSBS加工」という製法により体積を増すことで
今まで以上の押し込む力を得ることが出来ました。

鋏の基本的な動き

鋏を実際に使用する
動作では、
2つの刃を
開いた状態にして、

髪を挟み込んでから
閉じるという動作になります。
このように髪が切断される
場所は、
2つの刃が
交差する点で起こります。

これを「交点」と言います。

鋏は開閉して
使用しますので、

「交点」は刃元から刃先へと
移動する事がわかります。

交点圧の効果

その状態において髪を
効率よく切断するために、
「交点」の圧力を高めることが
考えられます。

その理由は、交点圧力が
上昇することで髪への刃の
食い込みを強くすることが
出来るからです。
そのためには、2つの刃を
僅かに湾曲させ(ソリ)
お互いに「弓なり」に
向かい合うように留め付け、

それをネジで締結し
(留めつける)更に
「締め付ける」ことで
成立させています。

これにより、刃の「交点」に
よりおおきな圧力が
かかることとなり、

髪への刃の食い込みを
強くし、
効率よく
切断できるわけです。

交点圧力の方法

交点に圧力を加える要素は
大きく2つあります。

1つはネジです。

上記でも説明した通り、
単純にネジを強く
締め付けて
行くほど
交点圧力は上昇します。

この交点圧力が
上昇することで

髪への刃の食い込みを
強くできるわけです。

もう1つは人偽的な要素で、
「こじり」です。

切れない鋏で無理に
切ろうとするとき、
親指で指穴を押し付け、
刃同士が強く擦れるように
する事がそれにあたります。

しかし、「こじる」という動作を
前提とした考え方は、
鋏自体の力学的性能とは
別の要素であるため、
この動作が無い状態を
前提に考えるべきでしょう。

てこの原理の利用について

それでは、「こじる」という
人偽的な要素を除いて
考えた場合の状態で、

一般的な「てこの原理」で
定義されている
支点、力点、作用点部分は、
鋏のどの部分に
相当するのでしょうか?

支点

まず、支点は鋏専門用語で
言われる、「触点」と
言う部分となります。
鋏の性能を考える時、
この「触点」が重要部分
であるといわれているのは、
実際に鋏で髪を
切断しようとする時に、

切断されようとしている髪が
2つの刃と刃の間に入り込み、
その刃と刃を押し広よう
とする力が発生します。

その「押し広げられよう」と
する力を支える部分が
触点(支点)であり、
その触点面が不安定では
安定的な切れは
実現されません。

力点

それでは、
力点は鋏のどの部分に
相当するのでしょうか?

それはネジ圧
そのものと言えます。

つまり、
「弓なりに反った板状のもの」を

お互いに向き合うようにネジで
留めつけてあるわけですから、
そのネジを締め付ける事自体が
力点の役割を果たしています。

その力が板状のものが互いに
反発しようとする力に変換され、
その圧力が交点に発生して
効率の良い切れを
実現するわけです。

作用点

作用点はどうでしょうか?

それは、「刃の交点」と
いうことになります。

つまり、髪の切断という目的を
果たす部分ということになります。

切れるという現象

髪が切れる要素は
「刃の鋭さと硬さ」と

「刃を押し込む強さ」に
分けられます。

髪への食い込みは、刃が鋭く、
硬いほど効率がよいと

考えられますが、ハサミは
刃が重なり合っている関係から、

開閉という動きの中で
鋭い刃である「角」の部分が

摩擦することによって
磨耗がおこり、
「角」の鋭さが
減少します。

これは交点に圧力が
かかっているからです。

ここで理解されるべきことは、
新品の時に
どれだけ鋭い刃を
付けたとしても、
使用するに
従って刃は磨耗し、
鋭さは
減少するということです。

従って、新品の時に鋭い刃を
付けて
出荷することよりも、
やがて磨耗する刃を
効率よく
髪に押し込む力を実現する
ことの方が
重要だという
ことがわかります。

それでは刃を押し込む強さとは
どのような要素でしょうか。

髪を切るという現象は、
ハサミを閉じる力によって髪を

切断しているように見えますが、
実はそれだけではなく、

「ネジの圧力」と「刃の強靭さ」
による「力」も働いています。

シザーズジャパンでは
この2点に注目し、

スラストベアリングを
装着することでネジを

強く締め付けることと
その周辺の構造に

工夫を凝らすことで交点圧を
高めることに成功しました。

さらに、
「刃の強靭さ」については、
シザーズジャパン独自の

「LSBS加工」という製法により
体積を増すことで

今まで以上の押し込む力を
得ることが出来ました。

Comments are closed.