ステップセニング
〜残すデザインのために〜

近年のヘアデザイン傾向において、「削ぐ」という技法には、毛質に応じて適度に残し、毛先や表面に落ち着き感が求められていると感じます。
それを表現する方法として質感調整や毛量調節という技術が重要と考えられ、SCISSORSJAPANでは「MABIKI」シリーズを発売し、そうした技術に対応するシザーとして提供させて頂いております。
具体的には、「ひとつのパネルにおける綿密で意図的な摘み取り的技術」とも言えるようなテクニックを施すためには、技術者のイメージにより近づけるため(狙った位置)に、ピンポイントで刃先が入りやすく出来るように、専用の「刃先が細くて直線的なデザイン」のシザーが必要でした。 しかしながら多くのユーザー様の声、またはリサーチの結果から、その技術をカットシザーで行なう時、「摘み取り過ぎる傾向にあること」が解ってきました。

ss.jpg 「自然で調度いい位に削ぎ、確実に残す」これが今回の開発コンセプトです。
この技術を正確に行なうのであれば、カットシザーよりもセニングシザーの方が使いやすいのではないかと考えました。
しかし、従来のセニングシザーデザインは、パネル全体の調節を主な役割として製造されており、とりわけ「カット率が何パーセントなのか?」と「抜けの良さ」が製造における優先的な項目でした。
本来のセニングシザーに求められる機能として、それに間違いはないのですが、「ひとつのパネルにおける綿密で意図的な摘み取り的技術」を施す場合は、シザー自体のデザインとして「刃先が細くて直線的なデザインであること」が求められます。そこでSCISSORSJAPANでは専用のセニングシザーとして「ステップセニング」を開発致しました。

ステップセニングは、「刃先が細くて直線的なデザイン」にプラスして、刃先、ネジ中心、ヒットポイントをハサミの正中線上に配列したデザインが特徴です。これにより狙ったポイントを的確に捉えることが出来るようになりました。
具体的には、「引き出したパネルの中間部分を、ジグザグに意図的に摘み取る」というカット技法がピンポイントで狙うことが出来るようになり、セニングシザーですから「切り過ぎること」が避けられ、カットシザーに対してより繊細な調節が出来るわけです。

ステップセニングの特徴

「刃先が細くて直線的なデザイン」であることと、「引き出したパネルの中間部分を、ジグザグに意図的に摘み取る」という技術をスムーズに行なう事が出来るようにするために、 デザインにおいては「刃先を細くする」ために、様々な工夫を施しました。

その1「両櫛刃」
両櫛刃とは、セニングシザーの毛髪を切る役割である棒刃を、櫛状にしたものを言うわけですが、従来の棒刃のままで刃先を細くした場合、髪の抜けが悪くなるため、両櫛にすることで髪の抜けを確保致しました。
その2「髪つれ防止」
「引き出したパネルの中間部分を、ジグザグに意図的に摘み取る」という技術をスムーズにするために、櫛刃の深さを調節致しました。特に刃先部分に「髪が連れられてくる傾向」があり、髪の抜けを確保しつつ、連れ防止にもなる形状を繰り返しテストしたわけです。それが「ボトムウェーブデザイン」 櫛刃のボトムラインに工夫を凝らし、「連れ」を最小限に抑えることが出来ました。
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そして、広くこの商品をお使い頂きたいという思いから、価格に対しても反映できるよう合理性を求めました。

小売希望価格¥86.100(税込み、コーティング費も含まれます)
是非この「ステップセニング」をお役立て下さい。